株式会社リソース・インターナショナルは海外の最新トレンドを「Resource News」としてお届けしています。
株式会社リソース・インターナショナルより
海外の最新トレンドを「Resource News」としてお届けしています。 |
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Deknudt Mirrorsより、日本文化にちなんだアートミラー「NOREN」が発売されました。
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日本ではおなじみの暖簾。日よけや目隠しなどのために吊られ、そこには屋号があしらわれ店の顔としての役割も果たしています。そんな暖簾のスリットや揺れを、モチーフとしてクローズアップ。アートミラー「NOREN」は、巧妙な角度で2 つのパーツに分かれ、中心に配されたスリットが独特の視覚的魅力と遊び心を加えています。
鏡面は、フレームのデザインに対して揺るぎない完全な円を形成。日本建築に見られる円窓も意識されています。落ち着いたミニマルなデザインとダークグリーンの配色により、モダンなスペースに魅力的なアクセントを加えます。
NOREN / Deknudt Mirrors(デクヌート・ミラーズ) / (ベルギー)
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あ・ら・ジャポネーズ ~ CLANRECE HOUSEの新コレクション
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日本政府観光局の発表によれば、訪日外国人数は2024年8月は293万人に達し、過去7カ月間で連続して最高記録を更新しました。
また、2023年10月に米国旅行誌『コンデナスト・トラベラー』が発表した「世界で最も魅力的な国」ランキングでは、日本が堂々の1位となりました。
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クールジャパンは着実に広がりを見せており、日本のカルチャーに魅了されている外国人の姿を目にする機会も多いのではないでしょうか。
かつて「フジヤマ」や「ゲイシャ」という限られたイメージがあった日本から、現在では「寿司」「刺身」「天ぷら」「味噌汁」といった日本食の人気が高まり、「アニメ」「漫画」「工芸品」「伝統芸能」への関心も広がっています。 |
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インテリアデザインの分野でも、日本の伝統的な模様やモチーフが近年のトレンドとしてますます注目されています。
西洋文化にはない独自の感性、東洋への興味、新しい感覚や考え方を体験したいという思いがそこにはあるようです。まだ見ぬ扉を開くような期待感が、和デザインをさらに魅力的に感じさせています。 |
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米国のテキスタイルブランド CLARENCE HOUSE (クラレンス・ハウス)は、この秋、新作「À La Japonaise(ア・ラ・ジャポネーズ)」を発表しました。
このコレクションのコンセプトは、日本の歴史的な書物や工芸品を通じて日本文化を体験し、旅をするように共に味わい楽しむことです。エキゾチックで日本の美しさを感じさせる、ユニークでエレガントなデザインのテキスタイルが揃っています。
外国製の和柄は、日本文化の忠実な再現ではなく、アレンジが加えられています。誤解や誤認、オリジナリティの喪失と見られることもありますが、それでも日本への純粋な好奇心が表現されており、デザインとしても新鮮で面白い要素が含まれています。その視点のユニークさは私たちの先入観を取り除き、新鮮な発見をもたらしてくれます。 |
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能楽は、室町時代からおよそ650年以上途絶えることなく演じられてきた、日本を代表する舞台芸術です。
古くは豊臣秀吉や徳川家康など多くの武将に愛され、現代ではユネスコの無形文化遺産に登録され、海外からも高く評価されています。様々な舞台芸術に影響を与えてきたとされています。
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22206 TOKUGAWA / CLARENCE HOUSE 127cm 100%リネン 2色展開
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能で使われる能装束は、華やかな色合いが豊富に使われており、見た目にも豪華絢爛な大振りの衣装です。
能装束は、単に着飾るための衣装ではなく、役柄の身分、年齢、性格、さらに心情を表現する重要な役割を担っています。衣装の形、色、柄、着こなしまで、すべてに意味が散りばめられています。
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「À La Japonaise」コレクションに収録されているTOKUGAWA は、そんな能装束をヒントにしてデザインされました。安芸宮島の厳島神社には、膨大な能装束のコレクションが収蔵されており、その中に実際にある一点の衣装を参考としたそうです。
正絹をインテリアに向くリネンに置き換え、複雑な刺繍ステッチとモダンな色使いで、日本の伝統芸能をフレッシュな形で現代に息づかせています。生地名の「TOKUGAWA」は、能楽を庇護し幕府の式楽として定着させた徳川家時代へのリスペクトが込められています。
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身近な生き物は、文様のモチーフとしてよく用いられます。
「鶴」「亀」「龍」「鳳凰」「おしどり」「蜻蛉」「蝶」「兎」などは、健康や長寿、運をもたらす縁起の良い象徴として広く知られています。
生き物との関係の歴史やその由来を学び、それに託された思いを理解することは、日本文化を楽しむ一つの方法と言えるでしょう。 |
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21730 USAGI / CLARENCE HOUSE 137cm 100%コットン 6色展開
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うさぎは、多産で繁殖能力の高いことから子孫繁栄の象徴とされ、また月と縁が深いことから「ツキを呼ぶ」として好まれてきました。また、兎のその優しい姿から、家内平穏という意味合いもあるようです。
同社コレクションの「USAGI」は、狂言装束の子方(子役)が演じる衣装の一つで、狂言兎と呼ばれる「三つ兎文様肩衣」(野村万蔵家蔵)の模様に取材してデザインされています。三羽のうさぎを手書き風の線で描き、シーチング地にプリント。鮮やかな発色で遊び心ある洗練された雰囲気に仕上げています。
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TONBO PRINT
149cm 100%リネン 5色展開
「TONBO PRINT」は、芹沢銈介氏の木版画からインスピレーションを得てデザインされました。芹沢氏は日本の民芸運動を支え、20世紀を代表する染色家として今なお多くの人々を魅了しています。
モチーフとなるトンボは、「勝ち虫」として武士の魂とされ、愛されてきました。後退せず前にしか進まない姿は、勝利・強さ・敏捷性の象徴となっています。
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SARU
127cm 82%リネン 11%コットン 7%ポリエステル 5色展開
サルは、干支の一つとして日本では親しみのある動物ですが、古来日本では神の使いであるとされていました。「困難が去る」「不幸が去る」との語呂合わせで縁起物とも言われています。
岩の上に座るモチーフを規則正しくリピートさせることで、予想外の洗練された幾何学模様を生み出しています。カット&ループのベルベットとして織られており、このデザインにさらなる洗練さを与えています。 |
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日本産の植物と海外の近縁種を比較すると、一般的に日本の植物は色合いが控えめで渋く、鮮やかさにおいて違いが見られるといわれています。これは、山林の多い地域では、種の保存のために昆虫や鳥類を引き寄せるための鮮やかな色合いが必要ではなかったため、という説もあります。
日本らしさを感じさせる植物として、生け花(華道)にみられるようなラインや空間を大切にするシンプルなものがイメージされます。しかし、それだけではなく、木々や草花が創り出す風景も日本らしさの一部であり、時代の変遷とともに変わっていく植物の表現方法の歴史にも、日本特有の魅力が秘められているようです。
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21069 PAULOWNIA / CLARENCE HOUSE 134cm 65%コットン 31%シルク 2色展開
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鳳凰が止まる木といわれ神聖な意味を持っていた桐は、日本に渡来した後も神聖なイメージが引き継がれ、桐紋は菊花紋章と並び、皇室の家紋として使われてきました。桐紋は、皇室の承認を受けた為政者に対して下賜されてきた紋章でもあり、明治以降現在に至るまで慣例的に内閣の紋章として使用されています。
「PAULOWNIA」は、その高貴さを表現するためシルク ベルベットを採用。桐紋を蔓や花と組み合わせてリズミカルな動きを加え、クラシカルで上品に仕上げました。
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YURI PRINT LINEN
129cm 100%リネン 2色展開
日本女性の美しさの象徴は、バラではなく百合であり、「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」という句は江戸時代頃の書物にその原型がみられるそうです。
花のモチーフの美しさを表現するために1920~30 年代後にかけてのフランスのハンドブロック プリント風に仕上げました。異国の地で見る和服女性の艶やかさを彷彿とさせます。
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MIDORI
127cm 100%コットン 1色展開
日本は世界有数の森林大国です。国土面積に占める森林面積(森林率)は約7割で、先進国の中ではフィンランドに次いで2番目となっています。「MIDORI」は北海道にインスピレーションを得てデザインされました。息を呑むほど美しい森が広がり、魅惑的な風景と評されています。
コットンパイル ジャカード ベルベットとして織り込まれた緑の層と質感は、日本の多くの森に自生する豊かな植生を彷彿とさせます。 |
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「わびさび」は日本の美的感覚を示す概念として、海外でも広く認識されています。
しかし、日本文化の歴史を見つめ直すと、控えめさや簡素さの中に潜む深みや豊かさを感じ取るだけでなく、華やかさを持つものや異国文化への興味から生まれた文化も存在し、これらすべてが日本の独自性を形成していることに気づかされます。
日本の魅力には、まだ発見されるべき側面が多く残されているようです。 |
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21729 IKARUGA / CLARENCE HOUSE 134cm 57%リネン 43%コットン 3色展開
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奈良の斑鳩の美しい風景を、優しいタッチで描きました。鹿が古い寺院の間を自由に歩く光景は、外国からの訪問者にとって特に印象的でしょう。「斑鳩」は、奈良県生駒郡の斑鳩町法隆寺を中心とした地域。イカルガはスズメ科の鳥で、聖徳太子が宮を造った辺りに群れをなしていたことが由来の一つとされています。
絵のタッチは、桃山時代後期の琳派の技法を意識しているとのことです。「IKARUGA」は、繊細な質感のコットン地にプリントされています。
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KAMAKURA
149cm 58%ビスコース 22%コットン 20%アクリル 2色展開
奈良県東大寺の正倉院で発見された「花喰鳥文刺繡裂」からインスピレーションを受けてデザインされました。「花喰鳥」は装飾文様の一つで、鳳凰など縁起の良い鳥が花や枝をくわえている姿を表しており、祝い事や幸運を祈る時に用いられてきました。
この文様はササン朝ペルシャに起源を持つとされ、精巧な刺繍技術と金糸などを用いた豪華な装飾は、シルクロードを通して異国と文化的につながり、豊かに文化を花開かせていった時代を思い起こさせます。
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MOMOYAMA
139cm 67%シルク 33%リネン 2色展開
「MOMOYAMA」は、18 世紀のベネチアのシルクランパスの再現としてデザインされました。ランパス織とは、多彩な糸を使って織られた織物で、日本の着物などに使われる錦織の影響を受けているのではないかといわれています。
この生地は、フランスで今もなお操業を続けている、世界最高級かつ最古のオートクチュール織物工場で、シルクとリネンを用いて織られています。
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新作商品や人気コレクションを弊社取り扱いの海外ブランドと併せてご紹介いたします。
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Style Your Trimmings / Houlés(フランス)
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トリミングは、クラシカルなスタイルからモダンなものまで多くのスタイルが出回るようになりました。それでもなお、イメージにぴったりと合うトリミングが見つからない、という声に応え、Houlés(ウレス)社では、トリミングのセミカスタム・プログラム「Style Your Trimmings (スタイル・ユア・トリミングス)」をスタートさせました。
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「Style Your Trimmings」は、既定スタイルから素材と色および配色を選ぶことができるセミ・カスタムのプログラムです。素材はビスコースやフラックスなど3種から選択、色は最大150色から選ぶことができます。
プログラムは、HP上から入ることができ、無理なく操作できるように誘導してくれます。何度もシュミレーションができ、データも保存可能なので情報交換にも大変便利です。残念ながら、試作サンプルの作製は受け付けていませんが、質感や形を確認するための無色サンプルと、色を確認するための色糸が用意されています。
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Houlèsは、トリミング製品を中心に展開するフランスのブランドです。
1923年の設立以来、約100年にわたり、その美しいトリミングコレクションは多くの人々を魅了してきました。レストランや高級ホテル、博物館、映画館等のコントラクトプロジェクトだけでなく、個人の住居や宮殿、城、歴史的な邸宅や建物の修復にも取り組んでいます |
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